Generate Building Information
概要
テキスト1行から建物全体の BuildingData を自動生成するコンポーネントです。テンプレート名・階数・スパンを指定するだけで、グリッド・レベル・断面カタログ・レイアウト・荷重条件・材料カタログがすべて自動補完されます。外部ファイルなしにプロジェクトをゼロから立ち上げることができます。
- グループ: 1. Import and Generate
- ニックネーム:
GenBuilding
機能
- テンプレート(Office / Mansion / Factory / Hospital / School / SRC / W)から構造種別・デフォルト断面・荷重を自動設定
- 階数と階高を柔軟に指定(全階一律 / 階ごとに個別指定)
- X/Y 方向のスパン数と寸法を個別指定
Structure=オプションで構造種別カタログのみ差し替え(スパン・階高はベーステンプレートを維持)- 解析の警告メッセージをランタイム警告として出力
- 生成サマリー(階数・グリッド数・部材数・材料数)を Info 端子に出力
入力パラメータ
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|---|
| BuildingDefinition | Text | — | 建物定義文字列(下記「使用方法」参照) |
出力パラメータ
| パラメータ名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
| BuildingData | BuildingData | 自動生成された建物データオブジェクト |
| Info | Text | 生成サマリーと警告メッセージ |
使用方法
基本的な使い方
Panelコンポーネントに建物定義文字列を入力し、BuildingDefinition端子へ接続する。BuildingData出力をData EditorやBuild Modelへ接続する。Info出力で生成内容を確認し、警告がある場合は文字列を確認する。
構文
<テンプレート>, <階数>F[:<h1>:<h2>...], <X>[@<Xmm>] x <Y>[@<Ymm>] [, Key=Value ...]入力例
Office, 5F, 4x3Mansion, 10F:3000, 3@6000 x 2@8000Office, 5F:5000:4000:4000:4000:3000, 4@8000 x 3@6000, Structure=SRCオプション一覧
| キー | 値 | 説明 |
|---|---|---|
Structure | S / RC / SRC / W | カタログのみ差し替え(ジオメトリはベーステンプレート維持) |
TopOfBeam | mm 値 | 梁天端オフセットを上書き |
SlabOffset | mm 値 | スラブ天端オフセットを上書き |
Origin | x,y | 原点座標を上書き |
Unit | metric / imperial | 単位系 |
関連コンポーネント
- Data Editor — 生成後のデータを手動編集する
- Grids Editor — グリッドを個別調整する
- Levels Editor — 階高を個別調整する
- Catalog Editor — 断面カタログを編集する
- Build Model — 生成データから 3D モデルを作成する
- Excel Import — ファイルからデータを読み込む場合
注意事項
- テンプレート名は大文字・小文字を区別しない(
office/Officeどちらも有効)。 - 階高の指定数が階数より少ない場合、最後に指定した値が残りの階に繰り返し適用される。
Structure=を指定すると断面カタログ・材料カタログのみが上書きされ、スパン・階高・オフセットはベーステンプレートの値を維持する。- 解析できないトークンがあっても例外はスローされず、警告とデフォルト値で補完される。
- 生成後のレイアウトは規則的配置(全交点に柱、全スパンに大梁)のため、実設計では
Layout Editorで不要部材を削除・調整すること。
トラブルシューティング
Q: 入力しても BuildingData が出力されない
A: 文字列のカンマ区切りや階数トークン(5F など)の書式を確認してください。Info 出力に警告が出ている場合はその内容を参照してください。
Q: Structure=SRC を指定したのに断面が変わらない
A: 元のテンプレート名とは異なる構造種別を指定する必要があります(例:Office ベースに Structure=SRC)。同じ構造種別を指定した場合は変化なしに見えますが正常動作です。
Q: 階高が思い通りにならない
A: コロン区切りで階高を明示指定してください(例:5F:4000:4000:3600:3600:3600)。指定数が階数より少ない場合は最後の値が繰り返されます。