Catalog Editor
概要
部材断面カタログと材料カタログを専用のモードレスウィンドウで編集するコンポーネントです。柱・大梁・小梁・壁・床・ブレース・間柱・片持ち梁・材料の全カタログをタブ切り替えで一元管理できます。
- グループ: 3. Data Management
- ニックネーム:
CatEd
機能
- 10 タブで全カタログを一元管理(Column / MainBeam / SecondaryBeam / Wall / Slab / Brace / Post / CantileverBeam / CantileverSlab / Material)
- 各カタログエントリの追加・削除
- プロパティパネルでの詳細編集(テキストボックス / ドロップダウン)
- 構造種別ごとのフィールドグループ表示(鉄骨 / RC / SRC / 木造)
- Undo / Redo(Ctrl+Z / Ctrl+Y)対応
- 未適用変更がある状態でウィンドウを閉じようとすると確認ダイアログを表示
入力パラメータ
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|---|
| Data | BuildingData | — | 編集対象の建物データオブジェクト |
| Open | Boolean | false | true でウィンドウを開き、false で閉じる |
出力パラメータ
| パラメータ名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
| Data | BuildingData | カタログが更新された建物データオブジェクト |
| Info | Text | ステータスメッセージ |
使用方法
基本的な使い方
Data端子にBuildingDataを接続する。Open端子にBoolean Toggleを接続し、trueにするとウィンドウが開く。- 上部のタブから編集したいカタログを選択する。
- 左側のリストからエントリを選択すると、右ペインにプロパティが表示される。
- 各フィールドを編集し、変更を適用(Apply) を押すと Grasshopper に反映される。
タブ一覧
| タブ | データ | 主キー |
|---|---|---|
| Column 柱 | Catalog_Column | Type_ID |
| MainBeam 大梁 | Catalog_MainBeam | Type_ID |
| SecBeam 小梁 | Catalog_SecondaryBeam | Type_ID |
| Wall 壁 | Catalog_Wall | Type_ID |
| Slab 床 | Catalog_Slab | Type_ID |
| Brace ブレース | Catalog_Brace | Type_ID |
| Post 間柱 | Catalog_Post | Type_ID |
| CantiBeam 片持ち梁 | Catalog_SecondaryBeam(共有) | Type_ID |
| CantiSlab 片持ちスラブ | Catalog_Slab(共有) | Type_ID |
| Material 材料 | Catalog_Material | Material_ID |
断面プロファイルの記述形式
| ShapeType_S | 形式 | 例 |
|---|---|---|
| H 形鋼 | H-D×B×tw×tf | H-500x200x10x16 |
| 角形鋼管 (Box) | B×D×t | 350x350x16 |
| 円形鋼管 (Pipe) | φ×t | 267.4x8.0 |
| ShapeType_RC | 形式 | 例 |
|---|---|---|
| 長方形 (Rect) | B×D or 厚さのみ | 600x600 / 150(スラブ) |
| 円形 (Round) | φ | 600 |
テーパー断面(Number_Of_Sections)
| 値 | 説明 |
|---|---|
"1" | 一定断面 |
"2" | 端部・中央(Start → End)の 2 段テーパー |
"3" | 端部・中央・端部(Start → Middle → End)の 3 段テーパー |
関連コンポーネント
- Layout Editor — カタログの Type_ID をレイアウトに割り付ける
- Data Editor — カタログを含む全データをスプレッドシート形式で編集
- Load Setting Editor — スラブカタログが参照する Load_ID を管理する
- Generate Building Information — テンプレートから初期カタログを自動生成する
注意事項
Type_IDはレイアウト(Layout_Column など)から参照されるため、変更すると既存レイアウトとの不整合が生じる。変更後はData Viewerでバリデーションを実施すること。CantileverBeamタブとCantileverSlabタブはCatalog_SecondaryBeam/Catalog_Slabのデータを共有している。これらのタブでの編集は元のカタログにも影響する。Material_ID(Material タブ)は他のカタログから直接参照されないが、荷重集計や CO2 計算などの後処理で使用される。
トラブルシューティング
Q: エントリを追加しても Build Model でエラーになる
A: 追加したエントリの Member_Type と ShapeType_* が正しく入力されているか確認してください。また、変更を適用 を押してから Grasshopper を再計算してください。
Q: テーパー断面の Middle フィールドが表示されない
A: Number_Of_Sections を "3" に設定すると Middle フィールドが有効になります。
Q: Material タブの Material_ID を変更したい
A: Material タブでは Material_ID フィールドを直接編集できます。ただし、他の処理から参照されている場合は合わせて変更してください。