I01. Excel Import
概要
Excel形式(.xlsx)から建物データをインポートするコンポーネントです。 複数のシートに分かれた建物データを読み込み、BuildingDataオブジェクトとして出力します。
機能
- Excelファイル(.xlsx)からデータを読み込み
- 自動リトライ機能(ファイルロック対策)
- データ検証とエラー報告
- グローバル設定(原点、単位系)の読み込み
入力パラメータ
| パラメータ名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
| Path | Text | Excelファイルのパス (.xlsx) |
出力パラメータ
| パラメータ名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
| Data | Generic | BuildingDataオブジェクト(他のコンポーネントで使用) |
| Origin | Point | 原点座標(Global設定のOrigin_X, Origin_Y から生成) |
| Info | Text | 読み込んだデータの情報(要素数など) |
使用方法
基本的な使い方
- Pathパラメータに.xlsxファイルのパスを接続
- コンポーネントが自動的にファイルを読み込む
- Dataを次のコンポーネント(BuildModelなど)に接続
Excelファイルの形式
Excelファイルには以下のシートが必要です:
必須シート
- Global - グローバル設定(Origin_X, Origin_Y, UnitSystem)
- Grids - グリッド線データ
- Levels - レベル(階高)データ
- Catalog - 部材カタログ(寸法定義)
レイアウトシート
- Layout_Column - 柱の配置
- Layout_MainBeam - 大梁の配置
- Layout_SecondaryBeam - 小梁の配置
- Layout_Wall - 壁の配置
- Layout_Slab - 床スラブの配置
- Layout_CantileverBeam - 片持ち梁の配置
- Layout_CantileverSlab - 片持ちスラブの配置
- Layout_Brace - ブレースの配置
Global設定の例
| パラメータ | 値 | 説明 |
|---|---|---|
| Origin_X | 0.0 | 原点X座標 |
| Origin_Y | 0.0 | 原点Y座標 |
| UnitSystem | mm | 単位系(mm, m, ft, in) |
パフォーマンス
読み込み速度の目安
- 小規模(50要素以下): < 1秒
- 中規模(500要素): 1-3秒
- 大規模(5000要素): 3-10秒
最適化のヒント
- Excelファイルは閉じておく(ロック回避)
- 不要なシートは削除する
- 大量データの場合はCSV/JSON形式を検討
関連コンポーネント
- I02. CSV Import - CSVファイルからのインポート
- I03. JSON Import - JSONファイルからのインポート
- D01. UI Data Editor - データの編集
- S01. Build Model - モデル生成
注意事項
- Excel 2007以降の形式(.xlsx)のみサポート
- 古い形式(.xls)は未対応
- ファイルは必ずローカルドライブに配置(ネットワークドライブは遅い)
- マクロ有効ブック(.xlsm)も読み込み可能だが、マクロは実行されない
トラブルシューティング
Q: "ファイルが開けません"エラーが出る
A: Excelでファイルを開いている場合は閉じてください。また、他のプログラムでファイルを使用していないか確認してください。
Q: データが正しく読み込まれない
A: シート名とカラム名が正しいか確認してください。テンプレートファイルを参照してください。
Q: 単位が合わない
A: Global設定のUnitSystemを確認してください。Rhinoのドキュメント単位と一致させる必要があります。