E01. Excel Export
概要
BuildingDataをExcel形式(.xlsx)にエクスポートするコンポーネントです。 同梱テンプレート(Embedded リソース)から新規ファイルを作成し、すべてのデータをExcelシートに書き出します。
- グループ: 5. Export
- ニックネーム:
Excel Exp
機能
- BuildingDataをExcel形式で保存(テンプレートベースで新規作成)
- ファイル保存ダイアログ
- トリガー式のエクスポート(Exportパラメータ・立ち上がりエッジ検出)
- ファイルサイズと単位系の表示
- ファイルロック時の自動リトライ(最大3回)
Grid_Nodes(交点オフセット)使用時のみGrid_Nodesシートを追加出力(v5.9.0・静穏出力)
入力パラメータ
| パラメータ名 | 型 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|---|
| Data | Generic | - | エクスポートするBuildingDataオブジェクト |
| Export | Boolean | false | Trueに設定すると保存ダイアログを表示 |
出力パラメータ
| パラメータ名 | 型 | 説明 |
|---|---|---|
| Success | Boolean | エクスポート成功フラグ |
| Message | Text | 結果メッセージ |
| FilePath | Text | 保存されたファイルのパス |
使用方法
基本的な使い方
- Dataパラメータに BuildingDataオブジェクトを接続
- Exportパラメータをtrueに設定
- 保存ダイアログが表示される
- 保存場所とファイル名を指定
- ファイルが作成される
立ち上がりエッジ検出
このコンポーネントは立ち上がりエッジ検出を使用しています:
false → trueの遷移時のみダイアログを表示true → true(保持)では再度ダイアログを表示しない- ボタンを使用する場合に最適
エクスポートされるシート
同梱のMetricテンプレートをコピーした上で、以下のシートにデータを書き出します:
| 区分 | シート |
|---|---|
| 基本データ | Global_Settings(旧テンプレートでは Global)、Building_Metadata、Grid_Line(旧 Grids)、Levels |
| 交点オフセット(v5.9.0・条件付き) | Grid_Nodes |
| 部材カタログ(16シート) | Catalog_Column / Catalog_MainBeam / Catalog_SecondaryBeam / Catalog_Wall / Catalog_Slab / Catalog_Brace / Catalog_Post / Catalog_Material / Catalog_IsolatedFoundation / Catalog_StripFoundation / Catalog_MatFoundation / Catalog_Pile / Catalog_Connection / Catalog_WallLoad / Catalog_PointLoad / Catalog_LineLoad |
| 荷重設定(5シート) | Load_Setting / Load_Setting_JPN / Load_Setting_INT / SnowLoad_Setting / LoadCombination_Setting |
| 部材配置(18シート) | Layout_Column / Layout_MainBeam / Layout_SecondaryBeam / Layout_Wall / Layout_Slab / Layout_CantileverBeam / Layout_CantileverSlab / Layout_Brace / Layout_Post / Layout_TertiaryBeam / Layout_WallOpening / Layout_SlabOpening / Layout_IsolatedFoundation / Layout_StripFoundation / Layout_MatFoundation / Layout_Pile / Layout_BeamPointLoad / Layout_BeamLineLoad |
| 平面図設定 | Structural_Plan |
Grid_Nodes シート(v5.9.0)
グリッド交点の移動(Grid_Nodes、[交点オフセット・方式A])を使用しているデータでは、 X_Label / Y_Label / Offset_X / Offset_Y / Notes の5列からなる Grid_Nodes シートが作成されます。
- 静穏出力: 非零オフセットの行があるときのみシートを作成します。未使用データではブック構成は従来と変わりません
- 疎記録: オフセット (0, 0) の行は出力されません
- 削除済みオフセットの復活防止: 過去の保存で
Grid_Nodesシートが既に存在するブックへ、オフセット未使用のデータを再保存した場合は、シートのデータ行のみクリアされます
パフォーマンス
書き込み速度
- 小規模(50要素以下): < 1秒
- 中規模(500要素): 1-3秒
- 大規模(5000要素): 3-15秒
Excel形式は書き込みに時間がかかります。
関連コンポーネント
- I01. Excel Import - Excelファイルからのインポート
- E02. CSV Export - CSVファイルへのエクスポート
- E03. JSON Export - JSONファイルへのエクスポート
- D01. UI Data Editor - データの編集
注意事項
- Excel 2007以降の形式(.xlsx)で保存
- エクスポート中はGrasshopperをブロックしない
- 大量データの場合、JSON/CSV形式を推奨
- ファイルは必ず閉じてからエクスポート
- Imperial(inch)単位系専用テンプレートは未同梱のため、Metricテンプレートにフォールバックします
トラブルシューティング
Q: ダイアログが表示されない
A: Exportパラメータがfalse → trueに変化したか確認してください。ボタンコンポーネントを使用すると便利です。
Q: "File is locked" エラーが出る
A: Excelでファイルを開いている場合は閉じてください(ロック時は最大3回まで自動リトライします)。また、他のプログラムがファイルを使用していないか確認してください。
Q: 大きなファイルの保存が遅い
A: 5000要素を超える場合、JSON形式やCSV形式の方が高速です。E03. JSON Exportを検討してください。
Q: 保存したファイルが開けない
A: ファイルが破損している可能性があります。BuildingDataが正しいか、メモリが十分にあるかを確認してください。
更新履歴
| バージョン | 変更点 |
|---|---|
| v5.5.0 | v5.5.0 schema 全面対応(Justification / Revit_Family_Type / Design_Phase / Slab_On_Beam / Restraint_Code / End_Release_*_Code を read / write 両対応)。v5.0.x〜v5.3.x データの自動マイグレーション。Excel テンプレ MakeBuildingPro_Template_Metric_v5.5.0.xlsx 同梱。.mbp.json ↔ .xlsx ↔ CSV フォルダ形式の無損失ラウンドトリップ(Notes / CustomProperties も保持) |
| v5.6.0 | リボン再編でサブカテゴリ「5. Export」に配置(ComponentGuid 不変・既存 .gh 互換)。出力形式の変更なし |
| v5.7.0 | スキーマ 5.5.0 据え置き(欠け・セットバックは既存の Is_Void フィールドで表現)。出力形式の変更なし |
| v5.9.0 | Grid_Nodes シート(X_Label / Y_Label / Offset_X / Offset_Y / Notes)を使用時のみ作成(静穏出力・零オフセット行は非出力)。未使用データでも、過去にシートが作成されたブックへの再保存ではデータ行のみクリアし、削除済みオフセットの復活を防止 |